第21準備書面
(被告準備書面⑷、同⑹に対する反論)
東電の反論に関して、まだ再反論していなかった事項について、まとめて反論した書面です。低線量被ばくによる甲状腺がんの発癌リスクをめぐる問題やチェルノブイリ原発事故との相違などについて、再反論しています。起案は井戸謙一弁護士です。(動画あり、プレゼン資料あり、準備書面ファイルあり)
プレゼン動画(第21準備書面)
第22準備書面
(甲状腺がんの評価(1)UNSCEAR報告批判)
被告・東電が主張の根拠としている「UNSCEAR2020/2021報告書」の中でも、特に「甲状腺がんの評価」についておかしい点を指摘したものです。甲状腺検査結果が、穿刺吸引細胞診など詳細な検査を経たものであることや、科学的な文書として不適切な用語法を使用していることなどを批判しています。起案は田辺保雄弁護士です。(動画あり、プレゼン資料あり、準備書面ファイルあり)
プレゼン動画(第22準備書面)
第23準備書面
(甲状腺がんの評価(2) 疫学的検証)
小児甲状腺 がんの多検出の原因について、国際的な査読誌「Environmental Health」誌上の科学的な議論を紹介し、「過剰診断論」に科学的 根拠かないことなどを概説したものです。根拠とされる論文などが、正しい情報や基づいていないことなどを指摘しています。 起案は西念京祐弁護士です。(動画あり、プレゼン資料あり、準備書面ファイルあり)
プレゼン動画(第23準備書面)
第24準備書面
(UNSCEAR2020 2021報告書の信頼性が乏しいことについて)
被告・東電側による黒川意見書に対する反論のうち、 ATDMのシミュレーション 、バルク沈着速度に関する部分について、上岡直見氏の意見書に基づき再反論したものです。UNSCEAR2020/2021報告書における放射性物質の推定手法は、科学的信頼性が乏しいことを明らかにしました。起案は青木秀樹弁護士です。(動画あり、プレゼン資料あり、準備書面ファイルあり)
プレゼン動画(第24準備書面)
第25準備書面
(本件事故と原告らの甲状腺がんの因果関係の判断手法について)
原賠法立法時、「被害者保護」が最重要と認識されており、事故が起これば「因果関係あり」と考えられていたこと、最高裁(松谷事件判決)は、被ばくと疾病との因果関係を認めるに当たり、被ばく量の証明は求めていないことを述べたものです。起案は、井戸謙一弁護士です。(動画あり、プレゼン資料あり、準備書面ファイルあり)
プレゼン動画(第25準備書面)
第26準備書面
(事実的因果関係の判断に係る過去の最高裁判決の分析と本件へのあてはめ)
特定の原因と疾病との因果関係を認めた過去の最高裁判例を分析すると、他原因によって当該疾病が発生した可能性が科学的に否定されることまで求めていないことを主張しています。起案は、鈴木裕也弁護士です。(動画なし、プレゼン資料なし、準備書面ファイルあり)
第27準備書面
(ルビン博士の意見書について)
ルビン博士の意見書に基づくもの。東電の「100ミリシーベルト以下では甲状腺がんに罹患しない」との東電の主張に理由が無いことを立証したものです。起案は、井戸謙一弁護士です。(動画あり、プレゼン資料あり、準備書面ファイルあり)
プレゼン動画(第27準備書面)
第28準備書面
(100㎜Sv閾値論を否定した裁判例が存在すること)
100mSv閾値論を否定した裁判例をその根拠と共に紹介したものです。起案は、鈴木裕也弁護士です。(動画なし、プレゼン資料なし、準備書面ファイルあり)
第29準備書面
(被ばくについて(黒川第5意見書))
黒川第5意見書に基づく主張です。UNSCERA報告書と唯一整合していたSPM局のセシウムのデータが、実態を全く反映しておらず、UNSCEAR報告書が全く信用できないことが立証されています。起案は、只野靖弁護士です。(動画あり、プレゼン資料あり、準備書面ファイルあり)
プレゼン動画(第29準備書面)
第30準備書面
(日本の放射線健康分野の専門家の主張は信用できるのか)
島薗進東大名誉教授の意見書に基づく主張です。日本国内で、原発事故直後から、被ばくや健康影響を過小評価する科学者が多く現れた実態と問題点を指摘したものです。起案は、井戸謙一弁護士です。(動画なし、プレゼン資料なし、準備書面ファイルあり)
第31準備書面
(日本の放射線健康分野の専門家の主張は信用できるのか)
臨床・病理からみた福島の甲状腺検査と手術症例の現実。原告らのがんの病理的説明。原告らのがんが潜在がんではあり得ないことを立証したものです。起案は、田辺保雄弁護士です。(動画あり、プレゼン資料あり、準備書面ファイルあり)
プレゼン動画(第31準備書面)
第32準備書面
(「県民健康調査」検討委員会や甲状腺検査部会の姿勢について)
県民健康調査に対する県民健康調査検討委員会、評価部会の評価を疫学の観点から批判したものです。起案は、西念京祐弁護士です。(動画あり、プレゼン資料あり、準備書面ファイルあり)
プレゼン動画(第32準備書面)
第33準備書面
(被ばくについて(黒川第4意見書)被告準備書面(5)に対する反論)
黒川第1~第3意見書に対する反論を記載した被告準備書面(5)に対する再反論を内容とする黒川第4意見書に基づく主張です。起案は、只野靖弁護士です。(動画なし、プレゼン資料なし、準備書面ファイルあり)
第34準備書面
(UNSCEAR報告書には過小評価をする契機が存すること)
高橋博子奈良大学教授の意見書に基づき、UNSCEARが原子力を使えることを目的とする組織であり、被ばくによる健康影響を過小評価する動機があることを主張しています。起案は、鈴木裕也弁護士です。(動画なし、プレゼン資料なし、準備書面ファイルあり)
第35準備書面
(精神的被害について〜蟻塚意見書の総論)
原告らが蟻塚精神科医の意見書を提出する理由、すなわちAYA世代でがんの告知を受けた若者はPTSDに陥る等、多大の精神的損害を受けることを述べたものです。起案は、杉浦ひとみ弁護士です。(動画なし、プレゼン資料なし、準備書面ファイルあり)
第36準備書面
(疫学的手法-原因確率に関する裁判例)
原爆症認定において原因確率論が一定の役割を果たしてきたこと、過去の裁判例においても因果関係の認定に原因確率等の疫学的手法が使われてきたことを述べたものです。起案は、中野宏典弁護士です。(動画なし、プレゼン資料なし、準備書面ファイルあり)